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残り火2nd stage 第2章:波乱万丈な夏休み5

Author: 相沢蒼依
last update Huling Na-update: 2025-10-17 06:45:01

***

 腕の中で抱きしめている千秋が身じろぐ気配で、ふっと目が覚めた。障子からきらきらと朝日がこぼれていて、晴天なのが見てとれる。

「う……ん、朝?」

 眠そうな顔して、俺を見上げる寝ぼけ眼な可愛い千秋。ずっと見ていても、飽きない自信がある。

「おはよ」

「穂高さん……。おはよぅ、って、あれ?」

「どうしたんだい? 不思議そうにして」

 ぼんやりした表情から一転、俺の腕の中できょろきょろした。

「えっ!? あれ? どうして?」

「どうして立場が入れ代わっているんだろうって、ビックリしたみたいだね」

 言いながら、枕元にある時計に目をやる。午前4時54分か。

「……すごくビックリした。どうして、穂高さんの腕の中にいるんだろうなって」

 ビックリしたと言いつつも、どこか恥ずかしげに俺が着ている浴衣をぎゅっと握りしめた。

「ビックリしただけかい?」

 まるで俺を捕まえたといわんばかりに掴んできたら、それに応えたくなる自分がいる。君が片手で掴むなら、俺は両手でもっと強く捕まえるよ。抱きしめて離さないからね。

「うわっ!? あの……」

 薄い浴衣の生地をなぞる様に、背中を撫でてあげた。反対の手は千秋の帯に触れてみる。

「ね、どうして帯がこんなに緩く結ばれているんだい? まるで、簡単に解けるようになっているけど」

「そんなっ。ちゃんと結んでいたよ」

「俺の腕の中で寝ていた千秋は、寝相がとても良かったからね。寝乱れることがないと思うんだ」

 着崩そうとしているのに慌てて俺から手を離し、胸元をわざわざ合わせる千秋。そんな彼の耳元にくちびるを寄せてやり、笑いながら告げてあげた。

「もしかして俺を抱きしめながら、興奮することでもしていたとか?」

「しっ、しないよ、そんなのっ」

 慌てふためく可愛い千秋に、更に追い討ちをかけてやる。

「へえ。でもココは正直だね。すごいことになっているけど。ん?」

 上が着崩せないのなら、下から責めてあげよう。

 背中に回している手で上半身を自分に押しつけながら、首筋に顔を埋めた。帯に伸ばしていた手を使って、浴衣の裾を一気に捲りあげる。

「ちょっ、朝か、ら……何やっ、て……んぁっ!」

「何やってって朝だからだよ。おはようの挨拶をきちんとしないと。千秋にも千秋自身にも、ね」

 自分がつけた首の根元にある痣にちゅっとキスを落しつつ、はらりと浴衣の上
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